【研修講座2】
CBAと会話を用いた 言語聴覚士のための高次脳機能障害の評価とアプローチ
7月21日(日) 10時~16時
「CBAと会話を用いた 言語聴覚士のための高次脳機能障害の評価とアプローチ」
講師:森田秋子先生(鵜飼リハビリテーション病院)
対象:言語聴覚士
申込方法
下記(1)~(4)を明記の上、メールでお申し込みください。1週間以内に返信メールを送ります。
※届かない場合は必ず電話でお問合せをお願いします。
(1)希望講座名(森田先生の講座は第2回研修講座と記載)
(2)氏名
(3)ご所属
(4)ご連絡先(電話番号とメールアドレス)
ご連絡先は、急な連絡が生じた場合に利用させていただきます。
申込先 st-senkouka@ohsu.ac.jp
お問合せ 大阪保健医療大学 言語聴覚専攻科
℡:06-6354-0091
【講演要旨】
本講習会では、認知関連行動アセスメント(CBA)を学び、CBAと会話を用いたアプローチについて考えます。
1 CBAの理解
・CBAは、行動観察から認知機能を評価する評価表です。
・CBAを用いることで、机上検査だけでは評価しにくい生活に必要な認知機能をとらえることができ、総合点から全体の重症度を導きます。
・脳損傷発症直後の意識障害を含む多様な認知機能の推移を理解し、予後予測力を高めることにつなげます。
・CBAの重症度がADLと深い関連を示すことを知り、認知機能の重症度による生活力の差を理解します。
2 CBAと会話を用いたアプローチ
・記憶障害、病識低下などの高次脳機能障害に対する、CBAを用いた評価とアプローチについて考えます。
・重症度の異なる記憶障害事例の動画から、言動に現れる特徴の違いを明らかにします。
・会話を用いて、病識低下事例へのアプローチ方法について考えます。
3 言語聴覚士だからできること
・言語聴覚士はコミュニケーションを主領域とし、会話のプロでもあります。
・高次脳機能障害に対して、言語聴覚士の会話スキルを用いたアプローチは大きな武器になります。
・言語聴覚士のアプローチは、カウンセリングやコーチングの手法を用いることで、もっと効果的に行うことができます。
これらのことを、考えたいと思います。 森田秋子